「注文住宅の費用（坪単価）ってどのくらい？」と疑問に思われている方も、いらっしゃるかもしれません。こちらでは、注文住宅を依頼する際の費用（坪単価）について、ご説明いたします。また、KEN-空間設計のデザインの強みや設計事例もご紹介いたしますので、桑名市で家を新築したいとお考えの方は、どうぞご覧ください。

KEN-空間設計は、住宅の設計を得意とする建築設計事務所です。専門性を活かしたデザイン力で、三重県建築賞なども受賞しております。「非日常を表現し、本物を追求すること」を目指しており、クライアント様のお話しを十分にお伺いした上で、想像以上の住まいづくりをご提案いたします。

クライアント様に喜んでいただけるデザイン・品質の住宅をご提供できるよう、現場施工時には、建設会社とは別にKEN-空間設計が第三者の目からも厳しくチェックいたします。豊かな空間の創造と機能性、使いやすさを兼ね備えた建物をご提供いたしますので、桑名市で新築住宅をお考えの方は、どうぞご相談ください。

建物の本体価格を坪で割った数値を、坪単価と言います。例えば、桑名市で「延床面積36.4坪(120㎡)・1,820万円」の平屋の新築住宅の場合、1,820万円÷36.4坪=坪単価50万円となります。「延床面積36.4坪(120㎡)・2,912万」であれば、坪単価は80万円です。

ただし、工務店や建築会社によっては、延床面積ではなく、施工床面積で坪単価を出している場合もあります。施工床面積には、延床面積には含まれないバルコニーや玄関ポーチなども含まれるため、坪単価が安く計算されます。坪単価を調べる際は、どちらで計算しているのか確認が必要です。

また、建物の本体価格には、屋外設備の工事費や税金などは含まれないため、坪単価以上の費用がかかります。施工を行う建築会社によって、費用に大きな差が出ますので、複数の業者から見積もりをもらうことが大切です。

KEN-空間設計は、高級住宅の設計を依頼されることが多いですが、予算に合わせてコストパフォーマンスを検討することも、重要な仕事の一つだと考えております。住宅の場合でも約50枚の図面を作成して、厳選した建設会社5社から相見積もりを取ります。これにより競争効果が生まれ、10％程度のコストダウンが可能になりました（設計・監理料は、別途必要になります）。

桑名市で注文住宅に関するご相談がある方は、お問い合わせください。ご相談は無料です。

KEN-空間設計の設計事例をご紹介いたしますので、注文住宅をご希望の方は、参考にしてみてください。

二つの顔をもつ家

【ポイント】

• 採光…南隣に3階建ての建物があることで、日当たりが悪くなっていたため、日照をどのように取り込むか、繰り返し検討しました。
• 外観…建物の東側と西側で、全く違うデザイン・テイストの外観に仕上げました（二つの顔を持つ家）。 建物東側はブルー系のシンプルモダンな外観、建物西側は瓦屋根も一部ある落ち着いた切妻屋根です。
• ガレージ…ビルトインガレージと、それに連なる趣味の釣りコーナーを設けました。
• 1階…オーソドックスな10帖の和室を中心に、動線を十分に検討してダイニングや水回りなどを配置しました。
• 2階のリビング…白を基調とした、吹き抜けのある広々とした空間です。青緑系の壁紙と、レモンイエローのキッチンが差し色となっており、内壁にはイタリア製のガラスブロックをはめ込みました。また、リビング上部には、吹き抜けと合わせて6帖のロフトを用意しています。
• 2階の洗面…洗面には、ゴールド系のモザイクタイルを貼りました。
• 2階のバルコニー…広々としたバルコニーに、可動式の天幕を設置することにより、強い日照や雨を避けてランチやお茶を楽しめるようにしました。
• 屋根…通常の2倍の断熱材を入れることで（一例）、住宅全体の断熱・遮音性を十分に確保しています。

【コメント】

1階を利用する父親は、和風の落ち着いた外観・内装を希望しており、2階を利用する若夫婦は、シンプルモダンなすっきりとした外観・内装を希望していました。そのため、父親側の建物西側は、落ち着いたデザイン（一部、瓦屋根もあり）の外観とし、１階内部も落ち着いた色使いの和の空間に仕上げました。一方、若夫婦側の建物東側は、ブルー系のシンプルモダンな外観とし、2階はすっきりとしたモダンな色使いでまとめました。このように、異なるデザインを2つもつことから、「二つの顔をもつ家」と名づけたのです。

ミントブルーの家

【ポイント】

• 採光…南側の建物（3階建て相当）に対して、採光を十分に取り入れながらプライバシーも確保するため、横向きの「コの字型」の中庭形式にしました。
• 外壁…清潔感がある、おしゃれなミントブルー系の塗り壁です。
• 1階のリビング…冬至でも十分な日照が得られます。また、目隠しもしてあるので、周囲の視線を気にする必要はありません。リビングよりバリアフリーで連続させた中庭デッキ部分には、回遊性のある緑色のらせん階段を設け、広々とした屋上バルコニーにつながるようにしました。
• 床…断熱を十分に検討しました。1階の床は、コンクリート蓄熱式の暖房を採用しているので、24時間、心地よい暖かさを感じることができます。
• 2階の和室…へり無しの琉球たたみに網代天井、壁はシックな塗系の壁材を使用し、おしゃれな空間に仕上げました。
• 子供室…丸窓をつけた、広々とした明るい空間です。将来、2つの部屋に区切って使えるように、工夫しています。
• 渡り廊下…広めの渡り廊下には、子供たちが座って使える長机があり、ユーティリティスペースとしても活躍します。
• その他…造り付けのリビング収納など（色も特注色）を設置することで収納を充実し、屋内物干しコーナー（換気扇付き）も、目立たない場所に配置しました。

【コメント】

かわいらしく上品なミントブルーの外観。土地は「北だれ」で、南北に縦長の形状をしています。南側の住宅が一層分高いため、日照の確保と視線のシャットアウトが必要でした。光を受け取れるように中庭を設けて、南側のボリュームは平屋とし、上部に視線を遮るスクリーンを設置いたしました。完成後に確認してみると、冬至でもしっかり日光が差し込むことに加えて、南側の住宅の窓からは、視線が遮られることで全く見通せないという、成果を得られたのです。中庭デッキには、グリーンのらせん階段を置くことで、水平方向だけではなく、垂直方向の回遊性を含めました。広々とした2階のバルコニーでは、バーベキューやプール、お月見など、下の中庭とともに楽しむことができます。

東貝野の家

【ポイント】

• 外観…自然が豊かな地域なため、周囲に溶け込みながらも個性を出しました。
• 外壁…ガルバリウム鋼板張りと、焦げ茶色の板張りのコンビネーションに仕上げました。
• 玄関戸…巾広の板貼り引き戸を採用。また、玄関とリビングの間は、ガラスをはめ込んだ竪格子で仕切っています。
• 内部床…無垢の厚板（床暖房入り）とし、壁は調湿のできる珪藻土塗り、天井は木の質感を楽しめるようにしました。リビングの一部に吹き抜けを設け、十分な光を取り入れながら、広々とした空間を実現しています。
• キッチン…床の高さを2段下げることで、ダイニング部分に設けた大きな掘りごたつから、視線が合うようにしました 。掘りごたつは、取り外して蓋をすることもできます。
• 柱…太く存在感のある大黒柱があり、子供たちが登って遊ぶことができます。
• スキップフロアーの中2階…パソコンコーナーと書斎スペースを設けました。
• 屋根…現在は、太陽光パネルを設置していますが、将来、薪ストーブや暖炉も取り付けられるように準備しています。

【コメント】

西側近くにせまる山々が美しく、自然があふれたロケーション。内部は無垢材と塗壁を基本とし、可動の掘りごたつを備えました。西側に、少し高さのあるデッキを作ったことにより、最高の景色を眺めたり、風を思いきり感じたりしながら、バーベキューなどを楽しめます。ちょっとやんちゃな3人兄弟が、元気に走り回れるお家です。

KEN-空間設計のデザインの強み、費用、設計事例についてご紹介しました。桑名市で注文住宅ならKEN-空間設計にご依頼ください。KEN-空間設計は、無料でご相談をお伺いいたしますので、お気軽にお問い合わせください。お問い合わせは、お電話・FAX・メールで受け付けております。