いわゆる「北だれ」で南北に縦長の土地形状。
一層分高い南側の住宅に対し、日照の確保と視線のシャットアウトがまずは求められる。光を受け取る中庭を設け、南側のボリュームは平屋とし上部に視線を遮るスクリーンを配した。完成後の確認で、冬至でもしっかり日光が差し込み、一方南側の住宅の窓からはこちら側が全く見通せない、というズバリ想定通りの成果を得られた。
中庭デッキにはグリーンのらせん階段を置き、水平方向に加え垂直方向の回遊性を含めた。
2階バルコニーは広々として、BBQよし、プールよし、お月見よし、切り取った青空を楽しむのよし、下の中庭とも上下で一緒に楽しむこともできる。
外観はミントブルーのカラーリングとし、かわいらしく上品にまとまった。